土壌濃度障害改善
土壌濃度障害とEC-Zeron
土壌中のEC・塩類濃度が高くなると、作物の生育は阻害され、葉色が濃くなり、わい化してきます。さらに濃度がたかくなると作物はしおれ、葉縁から枯れ始める。
このような塩類濃度障害を起こす機構は、土壌溶液中の塩類濃度が高くなって浸透圧が増加し、養分の吸収が阻害されることと、特定の成分やイオンの害作用がおこり、根の活性が極度に低下するからです。
EC-Zeronはこのような濃度障害の発生した畑の土壌間隙・土壌コロイドより蓄積された過剰成分(塩類)を除去する働きがあります。
効果
- ECを下げます。
- 塩基飽和度(カリ・微量要素等の過剰蓄積)を下げます。
- pH(強酸性・強アルカリ)を中和値(適性値)の方向に是正します。
- 土壌の透水性を良くし、水はけを良くします。
- 根の張りが良くなり、増収します。
使用方法
- 植え付け前の処理
- 10a当たりEC-Zeron 1Lを500倍以上の濃度で地表散布。
- EC-Zeronの処理後に多量の水を潅水下さい。(3時間以上潅水)
- 植え付け後の処理
- 10a当たりEC-Zeron 500ccを1,000L(2,000倍)以上の水に希釈し、なるべく茎葉にかからないように土壌潅水する。
- EC-Zeronを施用後に作物に影響しない範囲で、多量の水を潅水下さい。