シャングー

体内硝酸解消 徒長防止

シャングー【香菇(シャングー)】の主成分のオリゴ糖類・アミノ酸類等(キノコの含有成分)が植物の抗菌作用を高めるメカニズムについて

  自然界における植物は病原菌との長い共存の過程において、それ相当の抵抗性を獲得し、一定のバランスを保っていると考えられます。
  しかし、品種改良などの人為的な力が加わった農作物の場合には、病害虫に対する抵抗性が低下しており、農薬や化学的合成物などの使用により人為的に農作物を病気から保護することなしに栽培をすることは極めて難しい状況となっています。
  さて、我々人間をはじめとする、あらゆる動物は微生物などの外敵の侵入に対して白血球や免疫抗体などの種々の防護機構を持っていることが知られていますが、植物体にも動物ほど高度に発達した免疫抗体は存在しないものの、病菌に対する自己防護の為の抵抗性を持っており、これは次の2種類に分けられます。
    ①病原体の感染を受ける前からもともと持っている各種の性質によるもの(静的抵抗性)
    ②病原体の侵入を受けた後、その刺激に反応して発現する防護反応(動的抵抗性)
 静的抵抗性には表皮細胞の硬さ・厚さ・気孔の開閉等が関与していますが、本来病原菌は、これら静的抵抗性を乗り越える性質を備えており、植物の抵抗性の真髄は動的抵抗性に有るといっても過言ではないでしょう。
 動的抵抗性の中でも重要な性質が[ファイトアレキシン]の生産と言われます。[ファイトアレキシン]とは、「宿主と病原菌の相互反応の結果、生産される抗菌生物質で、植物に病原性を有する微生物の生育を阻害するもの」と、定義されており、これまでにイネのモミラクトン・エンドウのピサチンなど、多くの種類の物質が分離固定されてきました。この[ファイトアレキシン]こそが病菌に対する植物体の最大の武器であると言えましょう。
  また、[ファイトアレキシン]の生産には何等かのきっかけ・引き金が必要と言われ、この引き金物質のことを[エリシター]と呼び、[エリシター]に関する数多くの研究の中で病原菌あるいは植物細胞表層由来の多糖断片(オリゴ糖)が病原菌侵入のシグナル(エリシター)として重要であることが報告されております。つまり侵入の第一段階が細胞表層を介した植物と病原菌との接触であり、その際にそれぞれの細胞表層が部分的に分解されて生ずる可溶性のオリゴ糖[エリシター]となって[ファイトアレキシン]の生産を誘導しています。
 これら[エリシター活性]を持つオリゴ糖は植物の病原菌の種類等によって異なり、例えばキチンオリゴ糖・キトサンオリゴ糖・ペクチオンオリゴ糖・セロリオリゴ糖等々が知られており、これらの多種多様のオリゴ糖を含有する[きのこ]等は、従来より食品としても利用され、色々と薬理作用も確かめられております。
 植物が病原体の侵入を受けた後、その刺激に反応して発現される植物の防護反応(動的抵抗性)メカニズムの弱体化が、抵抗性の低下につながるものと考えられる事から、病気になってから治すのではなく、予め防護反応メカニズムを発起させる機構にしておくことが肝要です。
つまり[きのこ]に含まれる多種多様のオリゴ糖等を予め植物体に与え、植物が本来持つ防護反応メカニズムを活性化させておく必要が有るということです。

【香菇】に含まれるオリゴ糖・アミノ酸等は、自然生態系のバランスを崩すことのない、農薬や化学合成物に頼らない理想的な栽培の可能性を極めております。

【効果の現れ方】

  1. 植物自身の耐病性が増し、病気に罹りにくくなります。
  2. 葉色が良くなり(濃緑色は正常色になる)、葉に照りが出ます。
  3. 葉が立ち、厚みが増し、硬く強くなります。

【シャングーの成分】

キノコエキス含有成分(オリゴ糖・アミノ酸類・核酸前駆物質類・その他)

【シャングーの働き】

  • 作物体内のエリシター活性(病虫等が発生すると細胞にシグナルを送る物質)を高め、ファイトアレキシン(病害抵抗物質)の生成を助長し、農薬混用に依る相乗効果で、病害に対する抵抗性を強くし、防除効果を高める。
  • 枝葉の成長点細胞濃度を高め、異常天候を克服する。(葉が厚く硬くなり、葉柄が立ちます。)
  • 体内の過剰窒素を消化し、健全生育に転化します。(濃緑色の葉は、正常緑色になります。)
  • 果実の生長肥大を促します。

【シャングーの使用方法】

1.果菜・野菜・花類 等

  • 散布方法
    育苗期より1〜2週間間隔で散布。(生育途中からの散布も可能です。)
  • 希釈倍率
    10aの各散布水量に125g〜250g(半袋〜1袋)を溶かす。
    (倍率でなく10aに散布される原体量の問題です)
    (200倍の濃厚少量散布でも問題ありません)

2.果樹類・茶・花木等の樹木の永年作物類等

  • 散布方法
    春の開花・展葉期より2〜3週間間隔で散布。(生育途中からの散布も可能です。)夏秋期の養分蓄積期の散布は翌年の生育に特に効果的です。
  • 希釈倍率
    2,000倍に希釈し、10aに500L前後散布。(10a500L以下の散布量の場合は、その水量に250g1袋を溶解希釈して散布して下さい。)

3.使用上の注意

  • 農薬との混合散布が可能です。
    (石灰硫黄合剤・ボルドー液等のアルカリ剤との混合はしないで下さい)
  • 粉が吸湿して、固形化・変色する場合が有りますが、効果に変化はありません。
  • 希釈液は、その日の内に散布使用して下さい。

※食品ではありません。口に入れないでください。

 

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