徒長・軟弱生育改善剤
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植物は、呼吸したり根から水分や養分を吸収するのにエネルギーを必要とします。この自活の為のエネルギーは、光合成によって貯め込まれた炭水化物・澱粉等をエネルギー源としています。日射量の少ない時は、光合成の量よりも自活エネルギーに消費される量が上回り、蓄えた体力(炭水化物・澱粉等)を消耗する結果、徒長・軟弱生育となります。
「C/N up」は、アミノ酸・糖類・リン酸等を、エネルギー取り出し直前のクレープス回路前の単糖類にまで分解調整します。体内のC/N比(炭素率)がアップします。
徒長・軟弱生育を改善し、収穫物の食味を上げ、尚且つ多収量パターンにするには、体内のC/N比のNを減らすのではなく、C(炭水化物)の量を増やすことが肝要です。
「C/N up」の使用方法
1.徒長軟弱の改善・花芽分化促進(葉面散布)
- 葉面散布作物:あらゆる作物。(果菜・野菜・花・果樹 等)
- 散布時期 :様子を診ながら1週間間隔で2~3回散布。
- 希釈倍率 :1,000倍を基準。(10アール当たり200リットル前後)
2.果樹等の熟期促進(葉面散布)
- 散布時期 :栄養成長から生殖成長に交替する時期。
例……梨 春枝が止め葉を始める前後。
……柿 開花後約50日前後。
交替期に5日おきに2~3回集中散布。 - 希釈倍率 :800倍に希釈。(10アール当たり400リットル前後)
3.発根・増根の促進(土壌施用)
- 施用時期 :果菜類……1~3番花が咲く頃1~2回施用。
……春・秋の発根時期に1~2回施用。 - 施用量 :10アール当たり1リットルを潅水の水で希釈して施用。